てつののくじら館が最高すぎて３周したレポ(写真多め)【潜水艦特化型呉旅①】
潜水艦尽くしの呉1泊2日旅行
昔から潜水艦が好きで、図書館で関連書籍を読んだり、ひっそりとプラモを買ってみたりしていた私。
潜水艦好きのメッカ、呉へもいつか行けたら・・・と思っていたのですが、夫の結婚式出席や、新幹線の割引などが重なり、思い切って一人旅してきました！
潜水艦づくしの呉一人旅レポート、まずは潜水艦まるごとミュージアム「てつのくじら館」の魅力を紹介したいと思います。写真大量です・・・。
所要時間は３０分から１時間ほどだけど・・・
潜水艦好きにとっては全然足りなかったです。まず1周では足りないし・・・。私は２時間くらい+おみやげとカフェで30分くらいかかりました。
てつのくじら館へのアクセス、周辺施設
2018年7月に運転再開したばかりの広島〜呉線。といっても途中で特に被害の大きかった地域を通るときは徐行運転でした。被害者の方々と、街の一刻も早い復興を願うばかりです。
呉駅に着いたら、メイン観光地である大和ミュージアム＆てつのくじら館は、渡り廊下で直通です。呉市の観光案内所も途中にあります。
雨の日も大丈夫！途中でイオンも通り抜けるので、服も旅行用品もなんでも買えます。手ぶらで来ますねほんと。
10分ほど歩き、イオンを抜ければ目の前に飛び込んでくるのは街に鎮座する潜水艦！
こんな景色ここでしか見れないよ・・・！
この潜水艦こそ「てつのくじら館」で、退役したはるしお型潜水艦「あきしお」をそのまま持ってきて博物館にしているのです。
隣には大和ミュージアム。目の前には呉港。海軍の戦艦やドックも見え、呉らしい景色が広がります。
大和ミュージアムの裏は大和波止場。お散歩している人がいっぱいで憩いの場書です。この波止場、すごく広いのですが意味があって、戦艦大和の甲板の縦半分の広さと同じなんだそうです。
そんな大きさの戦艦が日本にあったなんて・・・！実際に体感できて改めて凄さが分かりました。
そして大和波止場のすぐそこ、これは実際に来るまで知らなかったんですが、初代しんかいがいる！！君こんなところにいたのか！！！！
てつのくじら館へ入場。驚きの入場料
近づいてその大きさやまんまるのフォルムをまずはじっくりかみしめます。かわいい・・！
まずこれは本当にびっくりなんですけど・・・・入場が無料なんですよね。こんなに素晴らしい施設が！信じられない！
いざ入館。潜水艦について学びます
受付がありパンフレットを貰います。無料（100円返還型）のロッカーもあるのが嬉しいです。
潜水艦の展示に入るエスカレーターの前には「この世界の片隅に」のブースがありました。すずさんのマップも展示してあるので観光に便利！
展示のはじめは海上自衛隊と機雷の撤去のおはなし、それから日本の潜水艦史やしくみについてを学んで行きます。
とくに潜水艦内部の生活についてのコーナーがとっても楽しいです。
ベットに実際に寝転んでみることも出来ます。私も寝てみましたがすごい圧迫感でした！
豪華な食事。潜水艦は潜ると揺れないので、グラス等普通の食器が使えます。金淵の食器は仕官用だそう。
潜水艦といえば夜間の赤色灯。視覚的においしさ半減ですね。
潜水艦の食事は美味しいとは聞いていましたが、
元潜水艦乗りのボランティアさんによると、潜水艦の調理係はまず入隊すると調理の専門学校に行き、40歳になるとホテルで修行するそうで、本当にとってもおいしかったとのこと。
世界の海上自衛隊「ドルフィンマーク」の展示。各国個性が合って楽しいです。
いよいよ実物の「あきしお」に乗り込み！
いよいよ内部に！！本物だからこそ狭くて危ないし、ボタンやコックもたくさん。触ったり、ふざけてはいけません！！！あーーーこの狭い中にいろいろ密集してるのが潜水艦らしくたたまりません・・・・！！！
通路もとても狭い！まずトイレとシャワー。
省スペースのため折り畳みの洗面台に、限られた水を無駄にしないよう自動で戻る蛇口など潜水艦ならではの工夫が。そしてシャワーもなかなか浴びれない潜水艦、衛生管理のためにウォシュレットが日本でも最速で導入されたんだそうです。
士官寝室。
キッチン。すべて電気調理です。狭い分機能性が詰まっていてしびれます・・・！
となりの食堂へはカウンターキッチンのようにつながってます。
艦長のみ個室あり。洗面台もあります。マグカップもさっきの仕官用ですね！
そして先端の司令室へ。ボタンや目盛りがいっぱいでかっこいい！！
指令室では、てっぺんに突き出た本物の潜望鏡を除くことができます。さらに操縦席のハンドルも実際に動かせます！押すと沈み、引くと浮上。この感触を実際に味わえるなんて！！！
ただしこちらの体験はスタッフのいるときにやりましょう。
スタッフさんはボランティの地元の方。実際に過去に潜水艦の乗組員だった方もいらっしゃり、とっても詳しいし親切でした。色々質問するのをおすすめします。
いままで見てきたのは潜水艦の２階の部分。１階はというと、機械室や魚雷の格納庫です。ここは建築法上入れないそうなのですが、司令室の床が一部透明になっており魚雷格納庫を見ることが出来ます。
カフェであきしおカレーや海軍コーヒーを楽しむ
カフェにはご飯が潜水艦の形をしたあきしおカレーや、潜水艦にちなんだメニューが沢山。珈琲も本格的で、呉にある有名店のものを選べ、お店によってカップも違います。
ここで昴珈琲店の珈琲を頼むと・・・・！！！！さっき見た士官限定カップに入れてくれます！嬉しい！！！！
船長気分であきしおクッキー（3枚200円）とともにいただきます。
自衛隊に関する雑誌が沢山。それからモニターでは潜水艦の内部を詳しく紹介するDVDが流れています。ショップで買えますよ。
ショップには潜水艦グッズもりだくさん！買ったおみやげたち
ショップはコンパクトながら潜水艦グッズがぎっしり。のちに行った大和ミュージアムには潜水艦グッズがほぼないので、こちらに集結されているようです。
特にキャップやTシャツなど、海軍の潜水艦グッズの品ぞろえが凄いです！
自分へのおみやげは潜水艦隊のドルフィンマークのタオル、てつのくじら号限定のてつくじボールペン、潜水艦マグ。
ミニあきしおフィギュアはカフェ前のガチャガチャでゲットしました。これもてつくじ限定！
このカップはめちゃくちゃ欲しくて！品薄とのことで買えないかもと思っていたのですが、最後の１個が残っていました！！
カップの底に陶器でできた潜水艦がくっついていて、飲み物を飲むと潜水艦がこんにちはするという・・・！可愛すぎる～～！陶芸ユニット『モノエ』と地元・呉を盛り上げる活動を行う『ｋｉｎｓａｉ』との共同企画商品だそう。
こちらも可愛すぎる包装の潜水艦ケーキ。中身は瀬戸内レモンが香るしっとりカステラです。こちらのみ、てつくじのショップになかったので、近くの商店街内にあるおみやげマルシェで購入しました。買えてよかった〜！
呉旅行でも一番の目的だった「てつのくじら館」、もう本当に大好きな潜水艦にこれでもかと触れられ、夢のような施設でした。
となりの大和ミュージアムももちろんとっても良かったですよ！
次記事では、戦艦や潜水艦を船の上から間近に見ることのできる「戦艦クルーズ」をレポートしたいと思います！
