初心者キャンパーが「1万円以下のギアのみ」で冬キャンプに挑戦〜当日編〜【ゆるキャン△】

キャンプ素人がゆるキャン△を読んで、安い道具だけで冬キャンプしてきた話 、その2の当日レポです。その1、揃えた道具の紹介はこちら↓

comatsu-sub.hatenablog.com

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初のキャンプ地は湖畔キャンプ場

・林があって風が強くなさそう

・車がすぐ近くに停められるオートキャンプスタイル

・トイレなどの設備がしっかりしている

と難易度が低めと思われるキャンプ場を選びました。水のある景色って綺麗ですしね〜。キャンプ場に到着したら手続きを済ませ、薪を購入したのですがなんと薪一束250円でした!!!やすい!!!!!

私も今までの人生で薪を買う事なんて無かったもので、 色々調べてホームセンターで下見をしていたんですよ。 だいたいどのホームセンターも一束500円から700円するんですよ。1泊3束は使うらしいのでめちゃくちゃお得です。なんて有難い。薪3束とテント泊1泊分、 2名の料金で約3000円でした。

設営、火起こしからのまったりタイム

テントサイトにはすでに3、4組のキャンパーさんと、日帰りで釣りを楽しんでいるご家族がいらっしゃいましたが空きスペースはまだ沢山!!私たちもほどよい場所にテント、チェア、 テーブルと焚火台などもろもろを設営。

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テントは一度家で練習をしていたのですが、 ペグを指す位置に戸惑い結局30分くらいで設営完了。ちまちま買い集めた道具たちが初めて一同に並び、キャンプっぽい空間が出来て純粋に嬉しいです。こんな自然の中に自分の宿泊地が出来るというのも面白い。

そしてこのために冬キャンプをするといっても過言ではない焚火を開始。火おこしは簡単に着火剤を使いました。 ホームセンターで100円しないやつです。初めのうちはペースが分からず火が消えてしまったり薪を入れすぎたりしたけれど、試行錯誤してやってるうちにだんだんコツがわかってきてうまく扱えるようになりました。初めて火を手にした原始人の気持ち。 

その後は焚火で暖まりながら自然の中で本読んで、コーヒーや紅茶を飲んで、お茶請けにマシュマロを焼いて食べてまったり過ごします。

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うーーん最高。これをやりにきた!!!

今後のキャンプ人生を賭けたキャンプ飯

日が暮れ始めた頃キャンプ飯作りを開始。実はここに私の野望が隠されていたのです・ ・・!!!「キャンプに興味がない夫に美味しいものを食べてもらいまたキャンプをしたいと思ってもらう」という野望が・・・!寒いのが苦手なのにキャンプに付き合ってくれているしね・・・。

「日常生活ではあんまり食べない、キャンプならではのメニュー」 といったらまあ、でっかい肉でしょう!!!

フライパンで肉を焼くのと同時に缶詰のつぼ貝を缶ごと温めて、ジャガイモと人参はアルミホイルに包んで中に突っ込んで最後に馬ターを落とします。メスティンでご飯を炊いたあと、 お湯を沸かしてスープを溶かして完成。

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外で食べる効果と、炭火の効果でめちゃくちゃおいしい!!とっくにジャガイモと人参は甘くてほくほくになっていました。夫は最後には私の残したご飯とステーキをピラフにして平らげてくれ、大満足してもらえました。してやったり。 

星空と焚火とぬくぬくタイム

晩御飯の後ははもう少し焚火を楽しんだ後、早々にテントに入って読書タイム再開。シュラフの下にはホームセンターで数百円で買った厚めの銀マット(折りたたむやつです)。それにプラスして夏用シュラ(封筒型)を広げて敷いてました。

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シュラフの足元にカイロを入れて、 寝袋に入ってみたら全然寒くない。心配していた床冷えも、眠りにつくとき一瞬お尻あたりがひんやりするかも・・・?と感じたけど寒くて起きるといったことはなかったです。すごいぞ安道具たち!!読書の合間に外に顔を出して満点の星を眺めたり、夜食(メスティン蒸し肉まん)を食べたりして楽しく夜が更けていきました。 

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そうそう、冬キャンプサイコー! と一番思ったのはなんといっても虫がいないこと。蛍光灯の明かりがこうこうと光るトイレに夜中行っても、 1匹も虫がいないんですよ・・・・!!小学生のころの夏の林間学校は夜トイレに行くのはどんなお化け屋敷より怖かった・・・。(虫的な意味で)

湖畔の夜明けとホットケーキ

湖畔の日の出が見たかったので早起きして、 一人まったり焚火開始。

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冬場は日の出の時間が早すぎないのも良いですね。 この日は6時半に起きてもまだ真っ暗でした。昨晩より冷え込んでひんやりした空気の中、焚火にあたりながらのコーヒーが染みます。

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誰もいない静かな空気の中、夜が朝に変化していく・・・。 湖に空の色が反射して本当にきれいでした。 

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火が登り切ったころ夫も起床。朝日を見ながらゆっくり準備していてた、くるみキャラメルソースのホットケーキで朝ごはんです。

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このホットケーキとキャラメルナッツソース、キャンプで効率的+簡単に作る方法を思いついたので、 いずれイラスト等で紹介したいと思います。ごはんが済んだら薪を燃やし尽くしつつまったりして、 ちょっともたつきながら撤収作業。帰りに温泉によってキャンプ終了です。いや〜めちゃくちゃ楽しかった・・・。

結論 安いキャンプ道具でも冬キャンプはできました

安いキャンプ道具でも、のんびりしてしっかり食べて、 楽しくキャンプが出来ました。ほんとにまたやりたい。次回の課題としては

  • 小物をすっきり収納する
  • スキレット買う
  • 薪を安く購入する方法を探す
  • マシュマロは最低2袋以上買う(全然足りない)

といったところ。

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そうそう、ゆるキャン△のリンちゃんっぽいカラーの毛糸を見つけたので、キャンプ用にレッグウォーマーを編みました。いい色でしょう〜〜。