阿寒湖の絶景風呂&アイヌコタンでアイヌ料理を食べた夏の夜【北海道旅行記③】
祝、ゴールデンカムイ18巻発売!阿寒湖を舞台にした名探偵門倉のハードボイルド活劇、めちゃくちゃ格好よかったですね!(個人の感想のため実際の内容とは異なる場合がございます。)
劇中のような冬の、凍った阿寒湖も見てみたいけど夏の阿寒湖もとっても良かったんですよ〜。というわけで昨年7月に行ってきた阿寒湖&アイヌコタンレポです。
前回の網走監獄編はこちら。
北海道らしい広大な景色を眺めつつ、網走から車を走らせること2時間で阿寒湖に到着しました。2時間という移動時間がまだ短いと思えるくらいには感覚が狂ってきている。北海道は恐ろしい。
ニュー阿寒ホテルの天空スパで阿寒湖に溶ける
まずはニュー阿寒ホテルの屋上にある絶景スパへ。知らなかったのですが阿寒湖って温泉地なんですね。とくにこちらのホテルのスパは、阿寒湖の大自然とまるで一体化しているような作りになっていてるんです。
北海道阿寒湖温泉・ニュー阿寒ホテル 公式サイト【ベストレート保証】
写真撮影はできないので公式サイトのリンクを。まさに絶景。混浴ですが水着、または無料で貸してもらえる湯浴み着の着用が必要なのでプール感覚で楽しめます。
延々と流れるヒーリング音楽と、温泉から上がる湯気、そしてほの暗くなっていく阿寒湖の景色も合わさり、死後の世界に来てしまった・・・・?と思うくらいの別世界観でした・・・・。心も身体もふにゃふにゃになりました。とても素晴らしかった・・・!
スパから上がって散策中に撮影した夕暮れの阿寒湖。
日が沈むと阿寒湖の沖合いにはなにやら緑色の光が。ちょうどこの日、夏希灯というマリモ型のLEDライトを阿寒湖に浮かべるイベントが行われていたんです。岸から観たので遠かったですが沢山のライトが水面に反射して綺麗でした。
写真がひどい。ので再び公式サイトのリンクを掲載します。今回は滞在時間が短かったので、マリモ関係はお土産のマリモを見るくらいしかできませんでしたが、今度来たときは本物のマリモを見たりこちらのイベントにも参加してみたいな・・。
阿寒湖まりも夏希灯(なつきとう) | 鶴雅グループ【公式サイト】
アイヌコタンの民芸喫茶ポロンノでアイヌ料理実食
そしてずっと憧れていた、阿寒湖アイヌコタンへ!!!集落のどこを見てもアイヌ文化だらけ!!!ライトと民芸品店の灯りが幻想的で、外国に来たみたいです。
その集落の入り口付近にある民芸喫茶ポロンノさんは伝統的なアイヌ料理をいただけるお店。ゴールデンカムイで読んで憧れていたアイヌ料理をいよいよ実食できるぞ〜!!
ジビエ漫画の感想記事はこちら。
民芸品が沢山あってワクワクする店内。日にもよるそうですが、この日は21時まで営業されていたので晩ごはん利用をすることが出来ました。 食べたものはこちら。
ユック(鹿肉)丼
鹿肉が柔らかくてびっくり!タレに漬けてあるからかクセも少なめでした。濃いめのお味でご飯が進む!おいしい〜〜〜!!!ギョウジャニンニクも乗っています。付け合せのお漬物も優しい味で美味しい。
チェプ(鮭)のオハウ(汁物)
オハウはアイヌ料理の基本だってアシリパさんが言ってた!!山菜ときのこも入っていてボリュームがあります。そして油の乗った鮭が美味しい〜〜!出汁と塩だけのシンプルな味付けらしいのですが、素材の味が滲み出ていて優しい旨味が出ている。
トゥレプ(ユリ根)チーズ
『ゴールデンカムイ』や『百姓貴族』で読んだことがあるユリ根。一度食べてみたかったんですよね。食感はホクホクしておイモみたい。味はじゃがいもやにんにくに似ているけど、お花っぽい匂いがする。
食べやすいものから伝統的なものまでメニューが沢山あって、もっと色々食べたかったけどお腹がいっぱいになってしまいました・・・。念願が叶ったし美味しいしで大満足。
集落のチセ(家)ではアイヌの生活についての再現や展示が沢山。民芸品のお土産屋さんも21時時点でけっこう営業されていましたし、 アイヌ古武舞踊が観れる阿寒湖アイヌシアター『イコロ』も、この日は21時15分まで上映されていていましたよ。
夜まで楽しめる阿寒湖とアイヌコタン 、夏の北海道旅行にとってもおすすめです。